競技かるた部活動報告 その13 新春かるた会で中学生大活躍!
2014.02.18
新しい年が明け、かるたシーズンの到来です。まずは新年1月5日に行われた新春大会A〜C級の部から、早速の昇段者が出ました。
高1伊藤がB級二段に、高2瀬川がA級四段にそれぞれ昇段です。ついに海城かるた部からA級選手が出るという嬉しいニュースに、部員たちの士気もぐんと上がりました。
続いて、1月11日新春大会D,E級の部では、高1水野がD級準優勝でC級初段に昇段、E級の部では中2平山が優勝、同じく中2の板垣が準優勝、鹿野と渡辺(慶)が三位で、この四人がD級に昇級しました。また、中3妹尾、中2佐藤(気)は惜しくも四位で昇級を逃しましたが、海城かるた部だけで七人という大量入賞となりました。
続く1月12日、東京東会大会E級の部では、昨日の新春大会での昇級者に後を取るまいと奮起した部員が大健闘し、中2鈴木(虎)が優勝、中3妹尾が準優勝、中3谷が三位と、この三人がD級に昇級し、この二日間で中学かるた部E級部員が七人D級に昇級するという、日々の熱心な練習の成果がここへきて一気に開花した結果となりました。
さらに翌週の東京東会大会D級の部では、先週の新春大会でD級に昇段したばかりの中学生が想像以上の奮闘を見せ、なんと、中2平山がD級優勝してC級初段に昇段しました。平山は七日間で二階級昇級、二冠達成という異例のスピード昇級で、中2部員初の有段者となりました。
そればかりか、同じく先週D級に昇級したばかりの中2板垣、渡辺(慶)も四位入賞という大健闘ぶりで、とくに板垣は最後二枚差での惜敗となり、昇級にあとほんの一歩のところまで迫り、海城中学かるた部がD級でも十分戦えるということを証明しました。
中学かるた部はこの大会をもって代替わりとなり、新部長に板垣、新副部長に渡辺の新体制のもと、ますます意気盛んに、3月の学生選手権に向けて切磋琢磨しています。
高校のほうはまだしばらく大会シーズンが続きますので、さらなる躍進をご期待下さい。
※かるたの試合は、数百名の参加選手を64名以下ずつの組に分け、各組のトーナメント戦で行われます。三位入賞以上で昇級、昇段となり、優勝するまでには丸一日かけて六試合を勝ち抜かなければなりません。基本的に同校の選手は違う組になるため、同じ学校から優勝者が複数出るということも可能です。